太平洋戦争後、港区白金三光町から現在の世田谷区奥沢に移り住み商売を始めました。食糧事情の悪い終戦後の東京に、農村地域から食料を運び、食品を着物や美術品類と交換し商いにしていたと聞いております。

世田谷区近隣を荒らしていた窃盗犯を初代店主が捕まえた際にいただいた表彰状です。

近所にある丸山稲荷大明神の玉垣です。当時は美術商というより道具屋という呼び名で商いしておりました。

当店ご贔屓のお客様が大切な人にプレゼントしたいと琵琶の名品を購入されました。プレゼントする方に失礼がないよう、その琵琶を製作された作者に連絡を取りフルメンテナンスを依頼し、箱屋さんに柾目の桐箱をオーダーしました。