|
8:00〜21:00(年内無休)
|
![]()
市川銕琅(いちかわてつろう・1901-1987)は大正から昭和にかけて活躍した工芸家。
加納鉄哉が復活した鉄筆彫刻の最後の継承者。 東京・調布市生まれ。15歳で東京美術学校の彫刻家初代教授の加納鉄哉に弟子入り。 大正8年、奈良に転居し鉄哉死後独立。 30代で聴力を失いながらも、製作を続ける。 名誉利益を欲せず、個展活動に終始し、東大寺長老の清水公照師をして、 「天下の至宝」と言わしめました。 出品のお品は一刀彫に金箔を施し松文様の扇面型の香合です。 作中 蓋裏には表千家 十二代家元 惺斎の花押が入っております。 茶事で使用されたお品でございますが、残念ながらお箱は紛失しております。
思い入れ写真サービス実施中
|